西安市教育局担当者はこのほど、同市が1500万元の建設資金を投入し、知的障害者のための「啓智教育学校」を設立する計画を明らかにした。新学校は陝西省および西北地区の知的障害者教育実験基地、トレーニングセンター、教学研究センターとなる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

西安市には学齢期に達した知的障害児童が約5100人いるが、今のところ特殊教育学校や知的障害者の知能開発を行う民間機関に通う知的障害児童は300人余りにすぎない。知能開発のための教育資源が不足していることから、学齢期の多くの知的障害児童は普通学校に付設された特別クラスに通うしか方法がない。西安市は対応策として、1500万元を投入、西安市啓智教育学校の設立を計画、学齢期の知的障害児童の教育問題の解決にあたる。

「人民網日本語版」2008年1月28日