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結婚調査 適齢期の独身女性が男性よりも多い原因 |
発信時間: 2008-02-15 | チャイナネット |
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「2008中国インターネット利用者の結婚・恋愛調査」が14日、杭州市で発表され、婚期を過ぎても独身でいる女性が男性よりも多い原因が明らかにされた。これは中国で初めてインターネット利用者2億1千万人を対象に結婚・恋愛について行われた調査報告。「中国新聞社」が伝えた。 この調査はお見合いサイト「中国紅娘網」とブライダル業協会が一月かけて共同で街角やインターネットでアンケートを実施し専門家の分析を加えて最終的な報告書に仕上げた。報告書では、中国の独身者の恋愛状況、結婚のプレッシャー、恋愛行為、恋愛ルートなどの特徴が明らかになった。 調査結果によると、男性の結婚適齢期は30歳前後であるのに対し、女性は25歳を過ぎると結婚のチャンスが減っていく。90%以上の女性が30歳前後の男性を最も理想的な結婚相手だとし、30歳以下の男性はほとんど結婚対象に入らない。 それに比べると、女性の年齢はシビアな目で見られる。65%の男性が最も理想とする結婚相手の年齢は25~28歳と回答。女性は28歳から結婚のチャンスが減り始め、30歳になると25.5%の男性がなんとか結婚対象として考えられるとし、35歳になるとわずか12.5%の男性が受け入れられると回答した。 このため、男性の年齢的な危機意識は低く、35歳でも女性の3分の1が結婚したいと回答、40歳になる男性でも15.2%の女性が問題ないと回答した。 政府の統計では男性の人口は女性よりも多いとなっているが、実際、婚期を過ぎても独身でいる女性が男性よりも多いことが容易にわかる。 今回の調査に参加した浙江大学の結婚・恋愛心理専門家の姜乾金教授は、各方面の影響から女性の結婚適齢期は男性よりも短いとする。例えば同じ25歳でも、男性は20~25歳の女性を選択できるのに対し、女性は20歳の男子を受け入れることは難しいため、女性のほうが結婚に対するプレッシャーが大きいと考える。 今回の報告書の編集に携わった「中国紅娘網」の杭州サービスセンターの責任者・厳山氏は、仕事や生活のプレッシャーが男性の結婚年齢を延ばしている重要な原因だと分析する。 「人民網日本語版」2008年2月15日 |
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