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中国のオリンピック先駆者・張伯苓氏(2)
発信時間: 2008-02-15 | チャイナネット

○1日も早く極東でのオリンピック開催を

アジア競技大会の前身である極東競技大会-張伯苓はまさに同大会発起人のひとりである。

1912年、張伯苓と日本やフィリピンの各国友人は、極東のアマチュア競技協会と極東競技大会を共同で創設した。極東競技大会の創設当初の名は「極東オリンピック」と言い、組織面ではオリンピックを完全に模倣した。同大会は、国際オリンピック委員会(IOC)によって承認された世界初の地域的国際スポーツ組織となった。

極東競技大会1913年から1934年まで、マニラ、上海、東京、大阪など各都市で10回開催され、陸上競技、水泳、サッカー、バスケットボール、野球、テニス、バレーボールなどの競技種目が設けられた。張伯苓は第2、3、9回大会の中国選手団団長を、第3、5回大会で大会審判長をそれぞれ務めた。

張伯苓はアジア諸国のスポーツ交流に前向きに参与・推進し、アジアでのオリンピック発展に対して多大な功労を成し遂げた。

「人民網日本語版」2008年2月15日

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