国家統計局重慶調査総隊がこのほど発表した報告によると、重慶市民の2007年1人当たりサービス性消費支出は3132.01元と、市民消費支出全体の約3割を占めた。これは、重慶市民の生活の質が一層高まり、消費構造がより改善されている現状を如実に示すものといえる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
報告によると、重慶市民の通信・交通サービスに対する支出は大幅に増加した。2007年の市民1人当たり通信費は前年比6.2%増の679.28元。公共交通業の発展もまた、各階層の住民ニーズを満たした。同年の重慶市民1人当たり交通費は前年比17.1%増の361.53元。このほか、自家用車を保有する都市部住民は日ごとに増え、自動車の各種規定手数料や日常メンテナンス費用など各サービスに対する支出は急増した。重慶市民の病気予防・健康維持に対する意識もどんどん高まっている。同年の重慶市民1人当たり医療保健サービスに対する支出は前年比14.4%増の257.24元。気功や太極拳など健康維持を目的としたその他医療保健サービスに対する支出は同比97%増の14.34元。
インターネットの普及に伴い、重慶市民の商品・サービスのオンライン購入志向はますます高まっている。2007年の重慶市100世帯当たり家庭用コンピュータ保有台数は73.57台、住民100人当たり携帯電話保有台数は192.29台、オンラインによる商品・サービス購入・支出は1人当たり14.47元と、軒並み前年に比べ大幅に増えた。
「人民網日本語版」2008年2月19日
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