ホーム>>政治>>国内政治動向
重慶の政協委員3人に職責不履行で辞任勧告
発信時間: 2008-01-21 | チャイナネット

重慶市の政治協商会議(政協)委員3人が、政協活動に長期間参加せず、委員の職責を履行しなかったとして、このほど辞任を勧告された。19日の政協重慶市第3期委員会第1回会議で明らかにされた。

「長期間の職責不履行で複数の委員が辞任勧告を受けて辞任するのは重慶市でも初めて。政協委員の責任感と会議参加の積極性を高めるうえで有効だ」――。重慶市政協の周群・副秘書長によると、同政協常務委員会は委員の主体的役割の発揮を強く重視し、06年3月に「政協委員の主体的役割の十分な発揮に関する意見」を打ち出した。同「意見」は「全体会議に理由なく2回出席しなかった、あるいは市政協および専門委員会・地区委員小組が組織する会議・活動に1年内に1回も出席せず、職責を真剣に履行しなかった委員に対し、常務委員会は情状に応じて批判教育を行うか、警告・政協委員資格取消などの処分を与える」と規定する。今回の3人のケースで常務委員会は、異動など特殊な状況があったことを考慮し、「意見」に基づき、取消でなく辞任勧告の形を取った。

「人民網日本語版」2008年1月21日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 汚職への処分を著しく強化 4年で210億元余りを回収

· 県級以上の政府が被告の訴訟、一審は中級法院に

· 浙江省人民代表大会代表に障害者が初当選

· 「法治青書」、2007年法治化の五大特徴が発表

· 「価格違法行為行政処罰規定」改正 罰則強化