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「211プロジェクト」が実施された10年の成果
発信時間: 2008-03-25 | チャイナネット

国務院学位委員会弁公室の楊玉良主任は25日、教育部が行った定例会見で、「211プロジェクト」が実施された10年の成果を紹介した。

楊主任によると、「211プロジェクト」の大学はこの10年、本科生242万人、院生50万人、博士12万人、留学生11万人を育成し、革新型の人材育成にあるべき貢献を果たした。

中国には現在1700校余りの大学があるが、「211プロジェクト」の大学は総数のわずか6%にしか過ぎず、全国の5分の4の博士、3分の2の院生、2分の1の留学生、3分の1の本科生育成の責任を担っている。またこれらの大学には、85%の国家重点学科、96%の国家重点実験室があり、科学研究経費は70%を占めている。

「211プロジェクト」が実施されたこの10年、大学の学科建設は著しい成果を挙げ、一部の学科はすでに国際的な先進レベルに達した。また多くの先進国の大学や研究機構が「211プロジェクト」の大学と提携関係を結び、学術や技術の協力を強化している。そして「211プロジェクト」の大学は、中国の高等教育が国際的な協力や交流を強化する主なルートになっている。

「チャイナネット」2008年3月25日

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