今後、北京市の幼稚園、小、中学校、高校は、その出入り口に、24時間録画の監視カメラを備え、テレビモニターで監視しなければならない、となった。北京市質量技術監督局が14日に明らかにしたことによると、北京市は、地方レベルの強制性規範である「中・小学校および幼稚園の安全技術防範規範」を正式に発布済みで、今月28日から実施される。「北京晨報」が伝えた。
同規範は、北京市の公安局、教育委員会が共同で起草し、北京市質量技術監督局が発布したもの。学校や幼稚園に対する安全防護のために制定した、北京市で初となる強制性の地方レベルの基準となる。新規範によると、今月28日より、北京市の小、中学校、高校、幼稚園の主要な出入り口には、必ず、24時間録画の監視カメラを設置し、テレビモニターによるチェックを行わなければならない。また、裏口などの主要でない出入り口には、防犯の警報機を設置し、境界の外壁やフェンスには、相応の防犯措置を取り、必要に応じて警報機などを備えなければならない。
新規範によると、その警報システムは、即座に所在地の派出所およびその管理部署に通報できるものでなければならない。警報情報記録は30日間保存しなければならない。録画記録は7日間保存しなければならない。監視室には、テレビモニターと電話を備え、当直人員が24時間体制でチェックしなければならない。
「人民網日本語版」2008年4月16日 |