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遼寧省が「外国人留学生奨学金」を設立
発信時間: 2008-04-14 | チャイナネット

遼寧省教育庁によると、同政府は500万元を拠出して「外国人留学生博士課程奨学金」制度を設立し、毎年、優秀な外国人留学生30人を支援することを決定した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

遼寧省は国が初期に外国人留学生の受け入れを認めた省で、50年代から留学生を受け入れはじめた。これまでに同省の大学70校のうち、42校で外国人留学生を受け入れ、07年末時点でその数は9千人余りになった。

教育部は08年、遼寧省教育庁を中国政府奨学金留学生の募集機関に新たに加え、周辺諸国の留学生を独自に募集することを許可した。今年全日制の学部生、大学院生(修士課程・博士課程)で、主にロシア・韓国・日本からの留学生120人を募集する見通しだ。

遼寧省の教育分野における国際交流・協力をさらに促進するため、同政府は同時に「外国人留学生博士課程奨学金」制度を設立し、毎年30人に支援することを決定した。1人あたり16万元余り、3年分の学費と生活費を基準とした奨学金が各大学に支給されるという。

「人民網日本語版」2008年4月14日

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