上海市労働・社会保障局はこのほど、2008年度企業昇給ガイドラインを発表、全市企業に対してブルーカラーを含む賃金労働者給与の「最低」上昇率を5％とするよう求めた。関連文書では、同市の2008年度企業昇給率として、平均11％、最高16％、最低5％と定められている。

今回発表された企業昇給ガイドラインは、関連部門が、現地の経済成長、物価レベルおよび労働力市場状況など諸要因を考慮した後、企業に出される昇給に関する始動意見書。

専門家によると、「最低ライン」5％は、物価上昇など諸要因に基づいて確定されたもので、労働者が昨年の生活レベルを維持できるよう、企業は今年のベースアップの最低線として少なくともこの数字を達成すべきだという。

「人民網日本語版」2008年4月28日