上海市統計局の最新統計によると、同市の人口に占める60歳以上の高齢者の割合は07年末の時点で20.8％にのぼり、前年から0.6ポイント上昇した。上海市の高齢化問題はいっそう深刻化している。「新華網」が伝えた。

07年末の統計によると、上海市の60歳以上の高齢者は286万8300人にのぼり、前年から11万2100人増加した。高齢化の進行によって高齢者扶養の負担も重くなってきている。60歳以上の高齢者数を15～59歳の労働人口で割った07年の老年扶養係数は29.4％に達した。労働者100人が老人約30人の生活を支える計算となる。

「人民網日本語版」2008年5月7日