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専門家による地震湖の調査を開始 国土資源部
発信時間: 2008-05-23 | チャイナネット

国土資源部のウン小蘇副部長は22日おこなわれた記者会見の席上、四川省内被災地において、5千ヶ所ちかくに上る危険地質区域があると発表、うち半数以上は今回の地震により引き起こされたものであるとした。同様に今回の地震により発生した危険区域は甘粛省では1820ヶ所となっているほか、21日現在、地震湖が計34ヶ所出現している。

同部地質環境司・柳源副司長によると、これまでに発見された地震湖の状況は比較的深刻であり、万一地震湖が決壊した場合、影響の及ぶ範囲は極めて広範囲にわたると述べている。国土資源部はすでに3百人以上の専門家で構成された調査チーム計26チームを四川、湖北、重慶、陝西、甘粛の重点被災地域18ヶ所に派遣しており、土砂崩れ、崩落、土石流など数百ヶ所を確認している。

「人民網日本語版」2008年5月23日

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