ホーム>>社会>>社会ニュース
四川省の33カ所の「地震湖」は今のところ無事
発信時間: 2008-05-22 | チャイナネット

平武県涪江の「地震湖」の水位が上がり、耕地や家屋が水浸しになった。

 

水利部は21日、、四川省の9の県と市で川が土砂にせき止められてできた「地震湖」を33カ所発見したが、ひとまず決壊の危険性はないとは発表した。

四川省水利庁の責任者によると、33カ所の「地震湖」のうち、3カ所は決壊する危険がある。その一つは綿陽市北川県の唐家山にあり、二つ目は安県、三つ目は青川県にある。その中で最も深刻なのが北川県唐家山の「地震湖」だ。

1000万立方メートルの堆積物でできた唐家山の「地震湖」は、連日の雨で水位が上がっており、北川県の曲山、茅バー(土へんに貝)、江油市、綿陽市の安全を脅かしている。

唐家山の「地震湖」の下流沿岸では、地元の救済指揮部の指示に従い、20日からまず年配者、女性、子供がこの場所を離れており、必ず24日までには全ての人が撤退しなければならないようになっている。

「チャイナネット」2008年5月22日

 

  関連記事

· 四川大地震 犠牲者の白紙の遺書

· 全面消毒!震災後の防疫作業を強化

· 民衆の最大の関心、救援状況と死傷者数

· 196時間ぶりに救出 奇跡の生還続く

· 民政部 四川震災犠牲者80%が遺体処理済み

  同コラムの最新記事

· 北川県中心部で立ち入り禁止措置 二次災害を警戒

· 四川大地震 敬礼少年、「ぼくも警察官になる」

· 四川省の被災地、重大な感染症の報告はなし

· 4人の鉱山労働者、196時間ぶり救出

· 四川省の33カ所の「地震湖」は今のところ無事