ホーム>>社会>>社会ニュース
四川、さらにM5~6の余震の可能性 専門家
発信時間: 2008-05-26 | チャイナネット

25日午後4時21分、四川省広元市青川県を震源とするマグニチュード6.4の余震が発生、成都市でも揺れが感じられた。余震発生後、成都市地震防災局の袁海良副局長は、今回の余震で成都市中心部では目立った被害はなかったと述べた。今後暫くの間被災地周辺ではさらにマグニチュード5~6の余震の可能性があるものの、それほどおびえる必要はないという。「成都日報」が伝えた。

袁副局長によると、25日午後、青川県で発生したマグニチュード6.4の余震は、事前にブン川大地震の震源地、平武、青川周辺を想定した余震発生可能地域内であったとし、今回の余震の震源地は成都市中心部から224キロメートル離れていた。今回の余震により余震に伴うエネルギーが大幅に放出され、ブン川大地震の余震発生の可能性が緩和された。現在、余震活動は依然としてブン川大地震震源地、および平武、青川周辺に発生しているおり、今後暫くの間、さらにマグニチュード5~6の余震が発生する可能性があり、成都周辺でも揺れが感じられるおそれがあるという。ただし成都市中心部で破壊的な地震が発生する可能性は低く、成都市中心部に被害をもたらすことはないとしている。

同副局長はしかし、ブン川大地震の重大被災地周辺については、地滑り、土石流、危険家屋のさらなる倒壊など、余震が引き起こす二次災害に注意するよう呼びかけている。

「人民網日本語版」2008年5月26日

  関連記事

· 青川県でM6.4の余震が発生 死者と負傷者合わせて数百人

· 強い余震が起こる可能性

  同コラムの最新記事

· 北川県唐家山の「地震湖」、爆破へ

· 故郷に戻って廃墟で暮らす被災者たち

· 専門家「少なくとも10万人の被災者の移転が必要」

· 震災地区の一部商店が営業再開 物価は安定

· 四川大地震、危険ダムは2380カ所に