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綿竹市の山間部で8人救出 地震から16日目
発信時間: 2008-05-29 | チャイナネット

  地震発生から16日目にあたる28日、四川省綿竹市清平郷楊家溝村で解放軍のパラシュート部隊による捜索の結果、生存者8人が発見された。同省の地震救援活動の最前線からの情報として同日伝えられた。

  同日午前8時28分、パラシュート部隊偵察隊を率いる陳斌・小隊長が兵士3人とともに海上救援ヘリコプターに乗り込み、清平郷小木峰の北西方面から山間部へ捜索に向かったところ、楊家溝地域で生存者を発見した。ヘリコプターが生存者のいる地点に着陸できなかったため、パラシュート部隊偵察隊は同9時10分に巴蜀水力発電所の東川ダムでロープ降下を行い、その後1.5キロの道のりを徒歩で移動して清平郷楊家溝村に到着し、生存者を捜索した。

  同10時頃、兵士が生存者のいる地点に到着すると、生存者は喜びの声を上げた。彼らは綿陽市漢旺建築有限公司の従業員で、最年長者は68歳、負傷者は2人だった。

  同11時、生存者は兵士に伴われてヘリコプターの着陸地点まで移動し、全員が無事救出され、午後3時50分に広漢空港に到着した。 

  写真左は生存者の一人。広漢空港で6日間待ち続けた弟と喜びの再会を果たした。

  「人民網日本語版」2008年5月29日
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