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林毅夫氏、北京大に別れを告げ世銀副総裁に就任
発信時間: 2008-06-02 | チャイナネット

北京大学中国経済研究センターの林毅夫主任は先月31日、同センターと国際経営学修士(MBA)コースの卒業式に出席し、卒業生に卒業証書を授与し、一緒に記念写真に収まった後、午後には大学に別れを告げ、新たなポストの世界銀行副総裁に就任した。

同大の学生にとって林主任は伝説のスターだ。副総裁の任期は本来は5月初旬からだったが、林主任は今学期の教師としての任務を全うするために就任時期を遅らせ、30日夜の最後の一コマまで講義を続けた。毎年6月に行われていた卒業式は5月31日に前倒しされ、林主任の出席が叶った。

31日午前、林主任が卒業式会場の百周年大講堂に現れると、約800人の卒業生が全員立ち上がって盛大な拍手を送り、在校生も歓声を上げた。例年と異なり、今年の式では林主任が教員の中で一番にスピーチした。スピーチ終了後の拍手は鳴りやまず、林主任は壇上で何度もお辞儀して学生に別れを告げた。

林毅夫主任の経歴は次の通り。

1987~90年、国務院農村発展研究センター発展研究所副所長

1990~93年、国務院発展研究センター農村部副部長

1994~現在、北京大学中国経済研究センター主任

2008年2月4日、世界銀行のゼーリック総裁が副総裁兼チーフエコノミストに任命

「人民網日本語版」2008年6月2日

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