広東省はこのほど、被災者たちの仕事の安定を支援するために、被災地からの転出が可能な人々に就業援助をする旨の通達を出した。
「選り好みしないで、5日間で就職を斡旋する。」こう説明するのは同省労働社会保障庁の劉友君庁長で、さらに、同省は今年の被災地の学卒生少なくとも2千人を広東省技術学校に無償で入学させるとともに、一人一人に毎年1500元の奨学助成金を支給することを明らかにした。
同省の被災地への就業援助の内容は次の通り。
被災地から転出可能な人々は直接に就職ができ、優先的に仕事を手配すること、必要な研修・訓練の無料受講、職業技能の鑑定を行い、規定に添って補助金を出すこと、すべての被災地の労働者が広東で安定して半年以上就業でき、失業登録をし、規定に添って同省の一時帰休失業者の就業援助措置を受けられること、企業に対しては、これらの人たちの雇用募集をし、規定の期間内に社会保険手当てや職場手当てなどを支給すること。関連部門は、被災地の学卒生を技術学校に受け入れ、人々には職業訓練と就職斡旋をすること、限度額を設定せず、できる限りの職業訓練、就職斡旋をすることを明らかにした。
「人民網日本語版」 2008年6月5日
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