南部地域で今月上旬に大雨・洪水が発生する可能性があることを受けて、国家洪水・干ばつ対策総指揮部（国家防総）は4日に多地域合同会議を開催し、気象状況を分析し、大雨・洪水への各種対策を検討するとともに、洪水対策の4級緊急対応を発動し、被害を最小限に抑える方針を示した。

気象部門の予報によると、今月上旬に長江流域の東西にかけて強い雨が降る見込みで、5～8日には岷江、嘉陵江、長江中下流域で降水量が30～50ミリに達し、四川省中・東部、重慶市西部、貴州省南部、湖南省北西部、江西省中・北部、安徽省南部、浙江省北西部では50～100ミリの降水量を記録し、局地的には100～200ミリの豪雨になることが予想される。

＊ジン：「さんずい」に「訊」の旁

「人民網日本語版」2008年6月5日