民政部災害救助司の王振耀司長は4日午後、国務院新聞弁公室の記者会見に出席し、義援金や支援物資の支給プロセスの透明性について説明した。

王司長によると、義援金と支援物資が被災者の手元に確実に届くようにするため、中国政府はすでに厳しい登録制度を設け、明確な文書記録が各ポイントで作成される仕組みを取っている。支援物資の支給プロセスの詳しい追跡を支援者が求めた場合、中国政府は積極的に協力し、支援者の要請の実現を確保していく構えだ。義援金・支援物資の管理を強化するため、国務院や民政部は一連の指示を適時に行い、支援物資の支給手続きを具体的に規範化してきた。現在までに大きな問題はまだ発見されていない。

「人民網日本語版」2008年6月5日