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北京地下鉄、自動改札システムを正式導入
発信時間: 2008-06-10 | チャイナネット
  北京地下鉄全線では9日から、自動改札システム(Automatic Fare Collection、AFC)が正式導入された。38年間にわたって使われてきた紙製の切符はついに姿を消した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

  地下鉄の乗客は今後、自動改札機にカードをかざし扇形の扉を開いて駅に入る。チャージ式カードを持つ乗客は、入場時と同様にカードを改札機にかざして駅を出る。使いきりのカードを買った乗客は、改札機の回収口にカードを入れて駅を出る。

  9日午前5時からAFCが導入されたのは1号線・2号線・13号線・八通線・5号線。現在運行されている北京地下鉄の全線だ。7月上旬に開通予定の10号線・8号線(五輪支線)・空港線ではテスト運行開始日からAFCを導入する。

  地下鉄料金はAFC導入後も1人2元のまま変わらない。ただ空港線は航空機利用者の専用軌道交通となるため、地下鉄ネットワークの一律2元の料金体系には組み込まれず、特別の乗車料金が設けられることになる。 

  写真:北京の西直門駅で8日夜、北京地下鉄最後の紙製切符を購入した高さん

  「人民網日本語版」2008年6月9日

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