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ブン川県城、再建は別地に 「居住に不適」と専門家
発信時間: 2008-06-16 | チャイナネット

ブン川大地震の際、ブン川県城(県の中心地)の建物はほとんど倒壊を免れ、死傷者もそれほど多数出なかったが、続く二次災害がブン川県城の「生命」を激しく威嚇した。住房・城郷(住宅・都市農村)建設部抗震救災計画専門家チームの駐阿○州・主任と清華大学建築学院の尹稚・副院長が編纂した報告書によると、「ブン川県城所在地はもはや住民の居住に適した環境を備えていない」と指摘された。同報告書は、震災前のブン川県城所在地は十分な再建スペースと環境容量を備えておらず、別の場所での再建を検討すべきだと提案している。阿○州は県城全体の移転を検討するよう提案した報告書を四川省に提出した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

ブン川県の人口は計8万人あまり、うち県城には3万人あまりが住んでいる。ブン川県城は、新移転先が未決定のまま、ほとんどの住民と近隣住民約5万人の安全な場所への引っ越し作業に着手した。

※○は土偏に「貝」

「人民網日本語版」2008年6月16日

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