ホーム>>社会>>社会ニュース
地震被災地の道路、8年後の全面復旧に尽力
発信時間: 2008-06-16 | チャイナネット

 

●約3年で復旧・再建、続く5年間でレベルアップ

復旧・再建計画は、以下の長期・短期計画で構成されている。

▽短期計画

外部から被災地に通じる主要道路およびスムーズな通行に大きな影響を及ぼすキーポイント区間の再開通、保全、貫通に総力を挙げて取り組む。国道・省道など幹線道路のスムーズな通行を維持し、被災者救済・被災地再建のための輸送ニーズを保障する。一部条件を備えた道路の復旧・再建プロジェクトを急ぎ始動させる。

▽長期計画

被災地の再建計画にもとづき、技術基準と建設プランを適宜選択し、被災地道路の機能、技術・サービスレベルを全面的に改善・復旧させ、抗災・交通保障力の全面的向上を目指す。

初期計画によると、復旧・再建計画は前期約3年(2008―2010年)と後期5年間(2011―2015年)に分かれ、計8年をかけて被災地道路の全面復旧と技術・サービスのレベルの向上に努める。

前期3年は復旧作業が中心となる。2010年までに次の諸項目を遂行し、「十一五(第11次五カ年計画:2006-2010年)」当初目標の実現に向け尽力する。

▽被災地の全幹線国道・省道を震災前のレベルまで復旧させる。

▽県および郷・鎮道路のスムーズな通行を実現させる。

▽条件を備えた郷・鎮道でアスファルト道路を整備する。

▽村道路(農村用自動車道路)を建設する。

後期5年間の計画目標は発展を主体とし、2015年までに以下諸項目の実現を目指す。

▽被災区の道路網を一層改善させる。

▽市・県・鎮の発展と新農村建設のニーズにほぼ適応させる。

▽主要道路における技術レベルを飛躍的に改善させる。

▽被災地道路網のサービスレベルと輸送支援力を全面的に高める。

 

     1   2   3    


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 江蘇省泰州市で 巨大カボチャ登場

· 中国側 外国人記者のラサ聖火リレーの取材をできるかぎり手配

· 卒業後は就職より結婚 「卒婚族」(2)

· 卒業後は就職より結婚 「卒婚族」(1)

· 貴陽市で立てこもり事件 人質は無事解放