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卒業後は就職より結婚 「卒婚族」(2) |
発信時間: 2008-06-20 | チャイナネット |
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調査では、反対者はわずか21.6%だった。彼らの理由は比較的集中しており、多くの人は、キャンパス内の生活が純粋で簡素なことから、若い人たちは相対的に考え方が単純かつ未熟で、婚姻の責任をきちんと認識していないとしている。また、反対意見のなかには、キャンパス内の単純な感情のままでは、社会試練を経ないので、まだ安定していないと懸念する人もいる。 調査に応じた既婚の人のうち、「卒婚族」は17%近くおり、大部分は本科(4年制学部)卒業生で、卒業後すぐに結婚した大学院生は少数だった。 ▽結婚を「急ぐ」のは慎重に 智聯招聘網の職業顧問は、次のように指摘する。 卒業後すぐに結婚するのは、慎重に考える必要がある。結局、多くの人は結婚後やはり仕事を探さなければならない。よしんば順調に妻あるいは夫として合格したとしても、決して想像するほど容易なものではない。「新婚」プラス「職場の新人」という「二つの新人」の役割は、試練とプレッシャーをさらに大きくする。 国家の2級心理カウンセラーの王ミン氏は、次のようなことを心配している。 「卒婚族」の中の多くの女子学生は、結婚を「活路」としており、「いいところに嫁ぐ」ことを卒業後の主要な目標にしており、これは望ましいこととはいえない。このほか、心理的に婚姻がもたらす役割の転換をまったく受け入れられない場合、家庭と社会の安定にとってよいことはなく、さらに経済的に「乳離れ(親離れ)」ができず、客観的に「すねかじり」の悪習を養成することになる。 ※王ミン氏の「ミン」は門構えに「虫」 「人民網日本語版」 2008年6月19日
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