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専門家1万6千人、各被災地で伝染病予防活動
発信時間: 2008-06-17 | チャイナネット

地震で大きな被害を受けた四川省北川県県政府所在地に入った。人通りのなくなった街道の両脇や、倒壊した建物の残骸(ざんがい)の上など各所で、伝染病予防要員が消毒剤を噴射している情景が見られた。北川県に向かう道路でも、白色の防護服を着た伝染病防止要員が、北川県から来た車と人に消毒を行っていた。

四川省地震災害救助指揮部疾病予防制御グループの代表を務める四川省衛生庁の趙暁光副庁長によると、国務院・衛生部・省政府は地震発生後、伝染病予防活動を重視し、大災害の後に疫病大流行が続くことを避けるため、被災地の衛生・伝染病予防活動をしっかりと行うよう、各級疾病予防抑制部門に指示した。衛生部は衛生・防疫専門家を四川省に速やかに派遣。全国各地や解放軍部隊からの関連専門家も被災地に向かい、具体的な指示を行った。現在、被災地の第一線で作業にあたっている防疫専門家は1万6000人。被害の深刻となった6市州の21県・446郷鎮・4185村および避難場所680カ所をカバーし、被害の深刻となった全ての村で2~3人の衛生・防疫要員が作業にあたっている。

四川省衛生庁の統計によると、衛生・防疫要員は15日までに、▽計27億平方メートルの被災地の消毒▽11万カ所余りの浄水・給水施設の検査▽飲み水サンプル2万個近くの検査▽食品生産企業16万社余りに対する監督指導――などを行った。四川被災地の衛生・防疫作業は秩序正しく効果的に行われており、重大な伝染病流行や公共衛生関連の突発事件は現在までに起こっていない。

「人民網日本語版」2008年6月17日

 

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