このような夏休み個人塾について、親はどのように思っているのだろうか？「確かに費用は少し高いですが、なんとかやりくりできる範囲です。やはり先生に預けるのが安心です」。服飾加工企業を営む王さんにとって、愛娘の「世話」がずっと悩みの種だった。「夏休み、冬休みになると困るんです。自分は仕事で手が離せないし、自分の母は一日中お菓子を食べテレビを看ている孫娘に手を焼いていました」。王さんによると、去年、王さんは家庭教師を雇い娘の世話をお願いしたものの、時間的に制約があるのが問題だった。

長島路に住む母親、周さんも、息子の夏休みの生活を心配していたという。「息子はまだ2年生で、わんぱく盛り。年取った祖父母にはとても手が負えません」周さんは打ち明ける。「友人から、学校の先生が夏休み個人塾を開いていることを聞きました。行き帰りの時間も比較的自由だと聞いています。息子を預けようかと考えています」。

「人民網日本語版」2008年7月7日