北京市の大通り「前門大街」に31日、路面電車が開通した。前門大街では、清末期から中華民国初期の古い街並みを再現する改修工事が終了、五輪前に一般開放される予定となっている。一般開放された後、路面電車は唯一の交通手段となる。
前門大街では1924年に路面電車が開通、42年間運営された後、1966年に北京の町から姿を消した。そして今、再び42年の時を経て、路面電車が前門に戻ってきた。現在2台の路面電車が運行しており、1924年当時の姿を再現したデザインとなっている。路面電車の乗車人数は84人。
写真(1):前門大街を走る路面電車
写真(2):路面電車の内部
「人民網日本語版」2008年8月1日