シンガポール航空のA380型旅客機のSQ802便が2日午後、北京首都国際空港に順調に到着した。これは北京とシンガポールを結ぶ初めてのA380型旅客機の定期便で、A380型旅客機が中国で正式に運用されたことになる。

この初めての定期便にはシンガポールのオリンピック代表団メンバーの一部を含む乗客385人と乗務員25人が乗り組んでいた。

SQ805便は2日17時5分に北京を離陸し、現地時間の23時20分にシンガポールに到着したという。シンガポール航空のA380型旅客機の毎日の特別便の就航時間は、オリンピック開幕1週間前の同日から8月8日までとなっている。同便はオリンピックによる北京へのフライトの短期的なニーズ増加を満たすものだ。来週には十数カ国の数百人の選手がA380便に乗って北京オリンピックに参加する予定となっている。

「人民網日本語版」2008年8月4日