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「四免一関懐」政策の実施でエイズ感染増がやや減速
発信時間: 2008-12-01 | チャイナネット

中国衛生部エイズ予防処の孫新華・処長によると、中国政府はエイズ予防治療業務を重視し、2006年に「エイズ予防・治療条例」を公布・施行したという。条例では、政府および関連部門、工会(労働組合)・共産主義青年団・婦人連合会など各団体、住民委員会や村民委員会など組織・個人のエイズ予防治療業務における職責と義務が規定されている。また、条例では、それまで数年間すでに実施されていた「四免一関懐」(4つの免除と1つの援助)政策を制度化した。4つの免除とは以下の通り。

(1)生活困難を抱える農村・都市部のエイズ患者に対する抗ウィルス薬の無料提供

(2)無料相談・検査の実施

(3)HIVに感染している妊婦に対する母子間感染防止薬および検査試薬の無料提供

(4)エイズ孤児に対する学費免除

1つの援助とは、生活困難を抱えるエイズ患者を、政府による福祉の対象に組み入れるというもので、エイズ予防・治療宣伝業務を強化し、エイズ感染者・患者に対する差別撲滅が図られている。

中国の国家指導者は過去に幾度となく、病院や病棟に自ら足を運び、エイズ患者を見舞い、彼らと親しげに握手を交わし、彼らが病魔に打ち勝つよう激励した。また、社会全体にエイズ予防・治療業務の強化を求め、エイズ感染者・患者に関心と愛を示している。

「人民網日本語版」2008年12月01日

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