ホーム>>社会>>社会ニュース |
北京の売れ残り女性50万人超 |
発信時間: 2008-12-04 | チャイナネット |
|
2)周囲の強いプレッシャー 結婚適齢期を過ぎても、それを気にせず、独身生活をエンジョイしている人もいれば、逆に針のむしろに感じている人もいる。中国では、適齢期になれば男も女も結婚すべき、といった考えが浸透しており、周囲が「剰女(売れ残り女)」たちに与えるプレッシャーは、「剰男」に対するそれよりも大きいといえる。決して独身主義というわけではない「剰女」たちからすれば、「結婚できない=異類」といった感覚は、彼女らのコンプレックスを高める。周囲からのプレッシャーや、結婚相手が見つからない焦りは、彼女らをさらに敏感に、自閉的にさせ、その焦り故に気性が激しくなる人もいる。孤独で頼る人がいないという感覚は、彼女らの心に常につきまとっている。周囲のプレッシャーに打ち勝てず、多くの「剰女」たちは、見合いし、あっという間に結婚の手続きをしてしまうが、このような婚姻には不安定な要素がつきものだ。 ▽独身生活を楽しむこと 社会がより現代的な考えになり、独身の生活スタイルも、多くの人が理解できるようになってきた。劉華清氏は、「『剰女』たちは、自由自在な独身生活を楽しみ、自由な時間を利用して、自分のしたいことを楽しむべきだ」と話す。だが同時に、自分の女性としての魅力を磨き、異性を引きつける努力をしなければならない。結婚という目標を放棄することなく、自分の心を開放し、周囲や男性と多く接触しなければならない。また、人に対し、あまり多くの要求をしないほうがいい。 周囲の友人たちは、「剰女」の気持ちや置かれている状況をよく理解してあげなければならない。「剰女」に結婚を強制したり、プレッシャーをかけたりしてはいけない。「剰女」が、異性と接触できる機会を多く作ってあげることも大切である。 「人民網日本語版」2008年12月03日 |
|