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少林医院、早ければ再来年には開業へ
発信時間: 2008-12-23 | チャイナネット

少林寺監院(寺務を総括する立場の職位)の釈延琳氏(少林寺医薬局長)は21日、世間で取り沙汰されている少林医院の開業や少林栄養補助型飲料の販売などの前準備が実際に進められていることを公開した。最も早く展開するのは茶療法シリーズで、製品の一部はすでに国家の生産許可を経ており、来春には市場での販売ができる予定だという。大河網が伝えた。

少林医院の所在地はほぼ選定されており、その計画を申請してもう半年になるという。釈延琳氏は「今は審査を通過するのを待つだけだ。順調に行けば、再来年には開業できるだろう」と述べている。

釈延琳氏が把握しているところでは、少林寺の秘法により処方された膏(クリーム)、散(粉薬)などの製品はすでに数十種類あり、栄養補助食品あるいは食品として生産許可を得ているものは30種類以上におよぶ。うち、少林寺伝承の茶療製品が大きな比率を占めている。

▽暖茶は中国北部地方の人に合う

釈延琳氏が公開した関連部門の生産認可を得た資料を見ると、少林医薬局側が生産許可を得ている茶製品の中に、「霊芝桂円暖茶」「紫暑誧」姜顆粒」「銀花菊花茶」などが入っている。

釈延琳氏によると、この暖茶は実は、中国南部地方で飲まれている涼茶(内熱を冷ます作用がある)とは逆の性質を持つものだそうだ。中国南部地方は一般に温暖な気候であることから、涼茶を飲む習慣がある。今では「王老吉」「其正」などの涼茶飲料が北部地方の消費者にも広く愛されるようになった。「だが、北部地方の人は涼茶よりも暖茶を飲むほうが身体によい」と釈延琳氏は述べている。

 

「人民網日本語版」2008年12月22日

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