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喜怒哀楽の2008年(2) 世界に中国を伝えた念願のオリンピック開催
発信時間: 2009-01-07 | チャイナネット

北京パラリンピックは成功裏に閉幕した

中国人にとって、2008年の夏は喜びと楽しみに満ちたシーズンだった。7年間かけて準備した北京オリンピックが8月8日に始まり、成功裏に幕を閉じた。続けて開催されたパラリンピックも、同じように素晴らしいものになった。

2001年にオリンピック開催が決まって以来、北京は念入りな準備を進めてきた。7年間の努力が報われ、北京オリンピックは「完璧」の言葉で形容できる素晴らしい大会となった。

史上最多の204カ国・地域から1万人を超える選手が参加し、38の世界記録と85のオリンピック記録が更新された。国際オリンピック委員会のロゲ会長は「本当に比類のない素晴らしい大会だった」と賞賛した。9月初めに開催されたパラリンピックも、この高いレベルを維持し、大成功に終わった。

国民みんなが参加

2008年8月8日、北京オリンピックが「鳥の巣」で盛大に開幕した(写真・東方IC)

中国の調査機関がオリンピック期間中に全国的に行ったあるアンケートによると、中国人の北京五輪に対する関心はことのほか高く、「自分もオリンピックに参加している」と回答した人が80%を超えた。つまり、大多数の中国人がオリンピックは北京だけのことではなく、国民全体のことと考えていたことがわかる。多くの中国人は、自分の仕事を通して、またオリンピックへの関心を示すことで、実際にボランティアをしたり、競技場に足を運んだりしなくても、自分も同じようにこの大会に参加したと考えていた。

北京五輪は国際社会からの関心も集めた。とくに世界を驚かせたのは開会式だろう。中国の有名な映画監督・張芸謀(チャン・イーモウ)氏をはじめとする創作チームは、世界に素晴らしい演出を捧げた。悠久の中華文明を世界に伝えるとともに、「世界中の人はみな兄弟である」という中国人の哲学も示した。

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