中国鉄道部によると、2008年4月18日から全線で工事を開始した北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道は、各項目の建設任務と目標が全て期限どおりに終わり、今年の主要な作業も展開され、年内には全線のトンネルが開通し、主要な工事の「欠陥ゼロ」を実現させることが2月9日明らかになった。
鉄道部の関連責任者は、「2009年は京滬高速鉄道の全線工事の2年目にあたり非常に肝心な年だ。鉄道部の党グループは今年、600億元の基本建設投資の目標を完成するという任務を提出した。上半期には路盤工事をやり遂げ、年内にはすべての橋の下層工事を完成させ、98%の梁建設工事、90%以上の梁架設工事、50%の待合室の建設工事を完成し、全線のトンネルを開通する。また各工事の合格率と完成した工事の検査率をともに100%にして、主要工事の『欠陥ゼロ』を実現する。概算の統計によると、600億元の基本建設投資を完成するには、200万トンの鋼材と1200万トンのセメントが必要で、約60万の就職口を提供するだろう」と述べた。
京滬高速鉄道の全線の運行時速は350キロを保ち、開通後は北京と上海をわずか5時間で結ぶ。
「チャイナネット」2009年2月10日
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