香港観光発展局と中国青年報が共同で開催する、新中国成立60周年を祝い、香港が中国に復帰してからの発展状況や自然の景観、人情や風情を知ってもらうためのイベント｢新中国成立60年に香港を見よう｣が先週スタートした。

このイベントは、全国から｢国慶｣という名前の付いている人や、10月生まれの優秀な代表者あわせて60人を選び、60周年の国慶節前に香港に招待して、国際都市としての香港の魅力を体験してもらうというものだ。

スタート式の除幕式には、特別招請代表として中華全国青年連合会常務委員会委員で中国流行音楽協会の蔡国慶･常務理事や、香港観光発展局中国大陸部の最高責任者である葉貞徳さんが参加した。

蔡国慶･常務理事は、｢『国慶』は父の世代が祖国への心からの愛と希望を託したもので、香港の発展にも祖国の強い関心と希望が寄せられている。新中国成立60周年の今年に開催されるこのイベントは、大陸部と香港との文化交流を促し、大陸部の人たちが香港特有の文化や魅力を理解することができる得がたいチャンスだ｣と述べた。

｢チャイナネット｣　2009年6月17日