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感染拡大を招いた事業単位と個人、厳しく処罰へ 北京
発信時間: 2009-06-24 | チャイナネット

北京市は新型インフルエンザの二次感染や感染拡大、大流行を阻止するため、23日に市政府の名義で各部門の責任を明確にし、事業団体と個人の行為責任を強化する通知を出した。

北京市では新型インフルエンザの感染拡大や流行を招いた事業団体や個人を厳しく処罰するほか、行政機関の責任者に対し責任追及制を実施し、犯罪に絡んだ事業団体や個人に対する民事責任、刑事責任を追及する方針を固めた。

通知では、北京市は今だ予防対策を講じていない事業単位への生産停止、営業停止を命じ、許可証または営業免許症を一時取り上げまたは取消しとし、5万元以上20万元以下の罰金に処すると規定された。治安管理に違反したものは、公安機関によって法的処罰が課される。新型インフルエンザと診断された患者とその疑いがある患者が検疫や強制隔離、治療を拒絶し、感染拡大を招いたり、状況が深刻化し、公共の安全に危害を加えたり、犯罪に絡んだ場合は、刑法に基づき刑事責任が追求される。また、事業団体と個人が予防管理規定を違反し、新型インフルエンザを他人に移したり、他人の健康や財産を害した場合は、感染病予防法などの規定に基づき民事責任を負わなければならない。

北京市は予防対策を、行政機関の主要責任者と関係責任者の職責審査の対象に組み込み、責任追及制を実施する方針だ。規定通りに感染病予防や職責を履行していない責任者は、感染病予防法に基づき改めるよう命じられ、批判通達を受けることになる。ほかにも、感染病の拡大や流行、その他の深刻な結果を招いた責任者と直接の担当者は、法的な行政処分を受け、犯罪に絡んだ者は法に則り刑事責任を追及される。

「人民網日本語版」2009年6月24日

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