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写真(1)フランス領の太平洋の領土(フラン)
貧困や飢餓、遅れたアフリカと比べて、フランス領のポリネシアやニューカレドニア、ウォリス・フツナなどは美しい景色と豊富な物産で、住民は憂いのない楽園のような生活をおくっている。こうした満たされたライフスタイルがフランスの風格を持つ1万フランの紙幣にも反映されている。花冠をかぶったポリネシアの少女、黒く輝く頭髪に夕日が照り映えて、金色の輝きを残している。人の姿は非常によく処理され、立体感に満ち溢れている。彼女の背後は夕暮れの海辺の村で、金色の空と海、住民が見える。天国とはまさにこういう風景ではないだろうか。 |
世界各国は歴史や文化が異なることから、紙幣の色や肖像、デザインも千差万別だ。しかしどんな国でも、美しい紙幣は人々の心を捉えている。「The Art of Money」の著者・David Standish氏が先ごろ、世界で最も美しい10の紙幣を発表した。米国NBCの財経チャンネルが27日に伝えた。