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大砂漠でオアシスをつくる牛玉琴さん
発信時間: 2009-08-25 | チャイナネット

1本の木から一面の林へ

牛玉琴さんは60年前に陝西省定辺県のごく普通の農家に生まれ、17歳の時に靖辺県東坑鎮金鶏沙村の村民張加旺さんと結婚した。金鶏沙村は有名なモウス砂漠にあり、自然条件が悪く非常に貧しい村だ。

約7330ヘクタールの砂漠がオアシスに

25年前に靖辺県では農家が砂漠整備を請け負うことが奨励された。「生きていくためには砂漠化を防止しなければならない。そうでなければいつか埋まってしまう」と、牛さんは歯を食いしばって約670ヘクタールの砂漠を請け負った。この場所は「一棵樹(1本木)」と呼ばれ、ただ1本の柳が生えているだけだった。

ご主人は21年前にガンで亡くなり、一家の大黒柱になった牛さんは更に6670ヘクタールの砂漠を請け負った。数年後に「一棵樹」は牛さん一家の手で一面の林に変わった。

この25年に牛さん一家は2700万株の木を植え、約7330ヘクタールの砂漠がオアシスになった。この植物のカバー率が60~80%に達する「人工オアシス」は、国内外に知られる砂漠化防止のモデル地である。

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