衛生部は16日、14日15時から16日の15時までに中国大陸では1118人が新型インフルエンザと確認され、そのうち8人は海外からの入国者で、1110人は国内感染者だと発表した。

16日までに中国大陸の31の省と自治区、直轄市では、合わせて10221人の新型インフルエンザ患者が報告されており、完治した人は6098人で、今のところ死亡例は報告されていない。

北京　200万人分の新型インフル予防の漢方薬を戦略備蓄

取材を受ける北京市漢方医局の趙静局長

北京市政府は、インフルエンザウイルスの変異と新型インフルエンザの大流行の可能性に対して有効な対応をするために、7000万元を投入して200万人分の漢方薬を備蓄した。これで北京市政府は、北京市で新型インフルエンザが大流行した時に迅速に十分な薬品を提供することができる。

｢チャイナネット｣　2009年9月17日