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台風災害技術協力の10人、台湾での作業を完了 |
発信時間: 2009-09-25 | チャイナネット |
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台風8号(モーラコット)災害救援活動のため大陸部から派遣された技術協力スタッフ10人は24日、現地での仮設住宅組立作業を無事終了した。所用のため台湾を先に離れた1人を除くスタッフ9人は、25日早朝高雄空港から出発、香港経由で広東省深セン市に戻った。彼らは帰路につくにあたり、被災した台湾の同胞達が1日も早く仮設住宅に入れるよう望んでいると心境を語った。 海峡交流基金会(海基会)や赤十字など関係機関は24日夜、技術協力スタッフのために高雄で送別会を催し、感謝の意を示した。海基会旅行服務処の劉克シン処長は、海基会の江丙坤董事長と高孔廉・副董事長兼秘書長の署名入り感謝状を一人一人に手渡した。 仮設住宅の組立作業に関与した台湾側技術者は、次の通り挨拶した。 「私は、工事の仕事に長年携わっていますが、彼らほど熟練した技術で効率良く作業を進める同業者に会ったのは初めてです。多くの細かい点や台風対策のニーズにまで配慮が行き届いており、周到かつ極めて心地よい仮設住宅が完成しました。被災地区の住民のひとりとして、これに対し深く感謝します。海峡両岸のスタッフが力を合わせた成果が今後、被災者救済など台湾での臨時対策事業においてさらに大きな力を発揮するよう望んでいます」 モーラコットによって台湾に深刻な被害がもたらされると、海峡両岸関係協会は直ちに毛布1万枚と仮設住宅材料1千戸分を寄贈した。同時に、現地での仮設住宅組立作業を支援するため、技術協力スタッフ10人を派遣した。大陸部から派遣された技術協力スタッフは、1カ月以上に及ぶ大変な努力を伴う苦労の多い作業を経て、高雄県杉林郷、月眉農場、六亀郷天台山、屏東県潮州鎮、嘉義県阿里山郷など各地において、現場での組立作業や台湾側担当者への指導に携わり、計200戸の仮設住宅を次々と完成させた。 「人民網日本語版」2009年9月25日 |
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