3Dアニメの表現技術を使った約30万発の花火による3種類のアニメなど、今年の国慶節の夕べではかつてない豪華な花火の宴が催される。
新中国成立60周年の祝賀行事として天安門広場で花火を打ち上げるパンダ花火グループの趙偉平社長は28日、「従来の手作りの花火は平面的な表現を突き破ることができなかったが、7カ月の研究で立体的で動きのある花火を作ることができた」と話す。
世界ではここ数年、「文字花火」や「絵花火」などの優れた仕掛け花火が急速に普及している。今まで世界で最大の仕掛け花火の大きさは40メートル×30メートルに限られ、最も複雑な図柄は静止した山水画だった。
「巨大な仕掛け花火の難点は同時に火をつけなければならない点だったが、それがやっと成功した」と趙偉平社長が話すように、研究と改良が繰り返し行われ、30万発の花火が3つの巨大な網の幕に固定された。1枚の網の幕の平均重量は約4トンで、長さは90メートル、幅は25メートルだ。
国慶節の夕べの監督グループの責任者によると、国慶節の夕べの仕掛け花火は驚くべき効果で、世界の花火業界や美術業界でも初の打ち上げであることから、3つの項目でギネスに申請する予定だという。
動画で見る9月12日花火の夕べのリハーサル
「チャイナネット」 2009年9月29日 |