10月1日、新中国成立を祝う60周年の式典が北京で行われるが、式典が滞りなく行われるため、気象、交通、衛生、セキュリティーなどの部門はこれまで、それぞれ特別措置を講じた。
1日午前、天安門地区で盛大な閲兵式とパレードが行われ、夜、天安門広場で国慶節を祝う夕べも行われ、これらのイベントに総数20万人が動員されるということである。
式典が始まる前に、天安門地区及び関連道路は、時間ごと、区間ごとの交通規制が敷かれる。北京市はすでに劣悪な天気、突発事件、交通事故に対応するための一連の対策案を制定した。と同時に、市民生活への影響を最小限に抑えるため、交通規制や交通路線の案内などメディアを通して発表している。
なお、北京空港は閲兵式が行われる間、約3時間ほど一時閉鎖し、これに関して、関連部門はすでに対策案を制定したということである。
中国の気象部門は国慶節期間中の緊急体制に入り、祝賀活動に影響を及ぼしかねる天気の様子を密接に監視している。なお、最新予測によると、北京は9月30日夕方から夜にかけて、にわか雨があり、10月1日に気候が少しずつ晴れ、当日の式典に明らかな影響がないということである。
「中国国際放送局 日本語部」より2009年9月29日 |