中国建国60周年の閲兵では、合計100機を超える12編隊が登場する。これら全編隊が21日午前、式典当日の手順に基づき、閲兵前唯一の天安門上空でのリハーサルを行った。各梯隊は整然とした隊形を保ったまま、1秒も1メートルもずれることなく天安門上空を飛んだ。「新華網」が伝えた。
建国60周年で閲兵を受ける空中梯隊は空軍が中心となる。中国の現役戦闘機のほとんどがカバーされる。各梯隊の隊形はさまざま。2種類の機種からなる編隊もあれば、3種類の機種からなる編隊もある。空軍の関連部門によると、建国60周年で披露される壮大で美しい空中劇は、飛行機の規模から言っても、編隊の数量から言っても、1999年に行われた「世紀大閲兵」を超えている。
閲兵式の空中劇では、1秒も1メートルの乱れもない完ぺきな飛行が目指されている。梯隊の隊員によると、閲兵式では、予定通りの時間に梯隊が到着し、予定通りの時間に天安門広場を通過することが求められる。先頭機の機体は天安門広場の中心線を通らなければならず、少しのずれも許されない。
「人民網日本語版」2009年9月22日