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商務部:米国による輸入制限措置に断固反対
発信時間: 2009-10-10 | チャイナネット

 

▽タイヤ輸入制限には十分な根拠がない

姚報道官は、「中国製タイヤへの特別セーフガード発令は十分な根拠を欠いている」として次の4点を挙げた。

第一に、中国製タイヤの米国向け輸出は07年からあまり増えていない。08年は07年に比べて2.2%増えただけだし、09年上半期は08年同期に比べて16%減った。

第二に、この措置に関連する中国製タイヤは米国のメンテナンス市場に供給されるものだ。一方、米国産のタイヤの供給は、オリジナル製品の市場と交換の市場に向けられている。両者に直接的な競争関係はない。

第三に、米国のタイヤ産業の経営状況は中国製品が米市場に入ってからも大きな変化はない。中国製品の輸出増加幅が大きかった07年もその収益状況は良好だった。

第四に、米国内の産業が一部の工場と生産設備を閉鎖・生産停止したのは、ハイテク市場を目指した自主的な構造調整であり、中国製品の輸入とは関係ない。米国が中国製タイヤの輸入をストップしても、他国からの輸入がこれに取って代わるだけだ。

「人民網日本語版」2009年9月14日

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