職場で苦労して働くか、それとも経済的に余裕のある男性に嫁いで専業主婦になるか。働く女性の7割が後者を望まないことがわかった。中国国内のある大手求人サイトが2週間にわたる職場調査を行い、このほどその結果を発表した。調査に協力した会社員5千人余りのうち、働く女性の7割が「専業主婦」に「NO」の態度を示した。
調査結果によると、会社員の6割は、このような傾向は就業のプレッシャーがもたらした一種の社会現象であるとの見方を示す。とりわけ女子大生の就業プレッシャーは高く、彼女たちは男性と比べて事業の上で成功を勝ち取る、あるいはより多くの努力を積み重ねなければならないと認識していることと関連がある。同じく会社員の14%は、これは単なる短期的な反応にすぎないと回答、決して社会の主流を代表していないとした。同調査は、大部分の働く女性は、職場にて自己の価値を実現したいと願っているようだと指摘している。
一方、自分の好きな女性がさまざまな物質的要求をしてきた場合、働く男性の36.5%は「こんな女の子が本当に必要なのか、深く考える必要がある」と回答、さらに15.9%の男性はこのような行為に嫌悪感を示し、「いやだ、こんな女性は物質本位」とした。
注目に値するのは、働く女性が配偶者を選ぶ第一条件として、男性の実家の経済状況を気にしないことだ。
「人民網日本語版」2009年11月9日 |