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中国北方で豪雪 10数人死亡、100万人被災 |
発信時間: 2009-11-13 | チャイナネット |
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北京、河北、山西、河南、山東など各地は次々と、9日から12日にかけて豪雪に見舞われた。華北、黄河・淮河流域ではこの時期としては観測史上初めて、河北、山西、河南では60年ぶり、地域によっては100年に1度という大雪となった。 寒気団と暖気団の両方の影響を受け、陝西中部、山西中南部、河北中南部、河南北部、湖北西北部など各地域は8日以来、広範囲にわたり豪雪に見舞われた。うち河北省では観測史上初の大雪により6人が死亡、63万人が被害に遭った。また、山東省では35万人、陝西省では40数万人がそれぞれ被災した。このほか、北方の高速道路の一部が閉鎖された。河北、天津、山西、河南などでは、大雪の影響を受け、野菜の価格が高騰した。 9日以来、河北・山西省内の高速道路および国道・省道の一部では、道路閉鎖や大渋滞が発生、数万台の車と人が道路上で立ち往生した。北京と張家口を結ぶ京張高速道路では、渋滞が70時間続き、渋滞距離は100キロメートル以上に達し、数万台の車が渋滞に巻き込まれた。山西省内では、約3万人が渋滞に巻き込まれた。 全国の空港での発着遅延情況をみると、西安、太原、石家荘、蘭州、鄭州、ウルムチ、銀川、西寧、北京、フフホト、武漢、福州、貴陽など各空港では、大部分の発着フライトが遅延した。 全国農副産物・農業資材価格相場システムのモニタリングによると、11日の野菜価格は全国的に軒並み値上がり、ブタ肉価格は小幅高、卵、穀物製品、食用油、乳類価格はほぼ安定していたという。大雪の影響による野菜価格の上昇幅が大きかったのは順次、河北、天津、山西、河南、陝西の各地。 教育部は12日、気象状況が極めて芳しくない場合、小・中学校は休校措置を講じるよう緊急通知を出した。 「人民網日本語版」2009年11月13日 |
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