教育部が17日明らかにしたところによると、大学校風建設の指導を強化し、学術不正行為を効果的に抑制するため、同部は校風建設協調チームの設立を決定、教育部直属大学校風問題に関する通報を受理するほか、重大校風問題に対して確認調査を行い、対策提案を提出する。
教育部校風建設協調チーム長には、教育部共産党チーム副書記である陳希・副部長が就任する。協調チーム下部組織として、さらに社会科学類校風建設弁公室、科学技術類校風建設弁公室が設立され、それぞれ社会科学司と科学技術司が設けられる。主任はそれぞれ社会科学司、科学技術司の各司長が兼任する。弁公室の主な職責として、▽大学校風建設関連政策の制定▽学術道徳と校風建設の研究および宣伝教育の展開▽教育部直属大学校風問題に関する通報を受理し、重大校風問題に対して確認調査を行い、対策提案を提出する▽マクロ的指導により大学校風建設の強化を促す---などが挙げられる。
教育部関連責任者によると、大学校風建設において専門家に重要な力を存分に発揮してもらうため、教育部校風建設委員会が設立され、教育部社会科学委員会、教育部科学技術委員会の各校風建設委員会委員がメンバーとして名を連ねている。
「人民網日本語版」2009年11月18日 |