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遭難した大陸部漁民8人、両岸が協力して救助
発信時間: 2009-11-30 | チャイナネット

交通運輸部台湾事務弁公室が明らかにしたところによると、台湾・基隆の沖合海域で遭難した大陸部漁船1隻は、両岸(大陸部と台湾)の協力の結果、迅速な救助が行われ、8人が救出された。

中国海上捜索救助センター総合当直室の関連責任者によると、29日午前7時50分、同室は大陸部漁業部門の通報を受け、大陸部漁船「浙玉漁4520」が台湾・基隆の東北約30海里の彭佳島付近の海域で座礁し沈没、船上にいた乗組員9人が落水し、救助を求めていた。通報を受け事態を重くみた交通運輸部は即座に行動を開始、福建省海上捜索救助センターに救助計画の立案を依頼、付近を航行していた大陸部漁船3隻と共に現場に救助に向かった。同時にただちに台湾中華捜索救助協会に通報し、遭難現場に向かうよう協力を要請した。

両岸による共同救助作業の結果、同日午前8時40分頃、5人の乗組員が大陸部漁船に救助された。のこる4人は午前9時30分、台湾中華捜索救助協会が出動させたヘリコプターによって救助された。しかしうち1人はけがが原因で治療の甲斐無く死亡した。

大陸部漁業部門は救助された乗組員の大陸部帰還に関し、既に台湾関係方面と連携を取っている。

「人民網日本語版」2009年11月30日

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