香港の「叮叮車」と呼ばれるは路面電車は、出発する時に「叮叮(ディンディン)」と鈴が鳴ったことからこの名前が付けられた。1904年以降、香港北部を走る「叮叮車」は、当時の多くの公共交通がなくなる中で、疲れを知らず1世紀以上を走り続け、香港の大きな変化を目にしてきた。
今では多くの色鮮やかな広告が電車を彩っているが、車内の階段や座席、ハンドルは昔のままで、念入りな手入れがされていて以前とまったく同じだ。よく「叮叮車」に乗るお年寄りは、目を閉じていても2階の前列の窓際に行くことができると話す。
港島西の終着駅に停車する「叮叮車」
カラフルな「叮叮車」
|