衛生部は30日、「妊娠期婦女新型インフルエンザ予防指南(試行)」を公布、妊娠を望んでいる女性に対し、新型インフルエンザ流行期間には避妊措置を講じ、妊娠計画を遅らせることが望ましいと呼びかけた。
同部の指摘によると、妊娠中のすべての女性はいずれも新型インフルエンザ重点予防対象であるほか、慢性呼吸器系疾患、循環器系疾患、免疫機能低下など8種類の疾病を患っている人、ならびに肥満者については、新型インフルエンザ感染後に重症・重篤例となる可能性が高いため、高度に重視する必要があるとしている。
妊娠中の女性が新型インフルエンザウイルス接種を受ける場合の関連事項として衛生部は、妊娠中の女性の家族および介護者、妊娠期保健業務の従事者らは優先的にワクチン接種を受けるべきであり、妊娠中の女性が新型インフルエンザウイルス接種を受ける場合については、同部の定めた関連規定に基づき処理されるべきだとしている。
同日衛生部はまた、先週(12月21日-27日)の新型インフルエンザ症例の全インフルエンザ症例に占める割合が78.8%であったと発表、前週の84.5%に比べて低下した。これで新型インフルエンザ比率は3週連続で低下したことになる。
「人民網日本語版」2009年12月31日 |