東アジア競技大会の成功で勢いにのった香港が近く、より規模の大きなアジア競技大会の招致に名乗りを上げる。中国香港体育協会オリンピック委員会はこのほど、香港が2019年のアジア競技大会に名乗り出ることに原則的に同意し、香港のスポーツ施設を改善することを決定した。香港当局の同意を得た後、3月末までにアジアオリンピック評議会（OCA）に「誘致の意向」が正式に提出される。香港「星島日報」が伝えた。

OCAは早くからアジア諸国・地域に向け、3月末までに2019年のアジア競技大会招致の意向を確認していた。中国香港体育協会オリンピック委員会が先に開いた会議で討論の結果、香港の体育総会はアジア競技大会の招致を基本的に同意していたものの、OCAに正式に招致意向は提出するにはあと特区政府の同意が必要だ。

関係者によると、今香港にあるスポーツ施設は国際基準を満たしていないが、スポーツ界の関係者はアジア競技大会の招致をめぐる競争で香港当局が大々的にスポーツの発展に力を入れ、今のスタジアムを増設したり改善するのに期待している。

「人民網日本語版」2010年1月11日