厳寒の中で正常に動いている錫林郭勒草原にある風力発電機（1月21日）

錫林郭勒草原での放牧の様子（1月24日）

内蒙古自治区の錫林郭勒草原はいつもの冬より寒く、地元の関係部門によると、マイナス30℃以下の日は例年より20日も多いという。

地元政府や駐屯している武装警察国境警備部隊、解放軍部隊は緊急対応策を実施し、国境地区の草原に住む牧畜民のために、飼料用の草や燃料、食糧、薬品などの防災物資を届けた。今のところ錫林郭勒草原に住む牧畜民に生活や生産面に大きな支障は出ていない。