左娟さん(15歳):おばあちゃんに元気でいてほしい
中学3年生の左娟さんはとても恥かしがり屋で、カメラを向けると顔が赤くなる。地震で両親を失ったのはクラスの中では彼女一人であるため、先生やクラスメートはいろいろと気にかけてくれ、生活や勉強の面で多くのサポートを受けているという。みんなの好意を無駄にしないよう、しっかり勉強して、良い成績をとりたいと話す。
いまは祖母と暮らしている。叔父さんもいっしょだが、生活は基本的に別々だ。彼女が毎月受けている200元の孤児手当てと祖母の数十元の生活補助が2人の主な収入源。祖母は畑仕事もして、少しずつ蓄えている。幸い、いまは学費がほとんどかからないため、何とか生活することができる。
「もっと成績を上げて、重点高校に入学したい。毎日苦労を重ねているおばあちゃんには、病気をしないで元気でいてほしいと願っています」
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